ゲーマーにとって幸せな時代

私がゲームに嵌ったきっかけはゲームセンターです。当時、ゲームをする方法といえば自宅のファミコンとゲームセンターしかなかったのです。ゲームセンターは特別な空間で、行くだけでドキドキしました。何もしなくても他人のプレイを見ているだけで楽しめました。そんな中、目に止まったのがバーチャファイター3です。大きな筐体に20人以上が並んでいて対戦していました。その様子はとても敷居が高く、並ぶことはできませんでした。でもしばらくすると落ち着いたのか、普通の大きさの筐体が3セット並び、遊びやすい状態になりました。そこでCPU戦を試しにやってみました。そこから徐々に人との対戦もするようになり、上達する楽しさを学びました。でも格ゲーは徐々に廃れていきました。いつでも好きなときに他人と対戦することは不可能だったのです。夜に行けば常連がたくさんいたとしても昼間に行くと閑散としています。そうしてゲームセンターも少しずつ減っていき、遊べる場所がなくなってきました。

そんな時オンラインゲームが流行りだしました。FF11がテレビCMでやっていた効果もあって、MMORPGは様々なタイトルが大ヒットしましたね。ROやクロスゲートなどいつでも好きなときに遊べるのは斬新だったのです。そして出会ったのがFPSです。MMORPGはまったりと遊ぶには良いのですが、格ゲーのような上達や緊張感はまったくなかったため、FPSの対戦は格ゲーに通じるものがあると感じ、一気にのめり込みました。でも日本でFPSなんて全然流行していません。当時はQuakeとCSくらいのものです。夜の22:00にやっと人が集まるか・・・いったところです。これでは格ゲーよりもひどい状態です。そんな人の少なさに嫌気が差して、結局あまりFPSをプレイするのもやめてしまいました。

しかし今はどうでしょうか。サドンアタックやCoDシリーズが日本で広まり、多くの人がFPSをプレイするようになりました。格ゲーも自宅でネット対戦できる時代になりました。だから私は本当に今ゲームをしている若者が羨ましくてたまりません。私にはもうそこまでのモチベーションはありません。でも当時だったら毎日楽しく遊んでいたはずです。パソコンの性能も向上しました。グラフィックボードを搭載したパソコンなんてほとんどありませんでした。だから限界までゲームの画質設定を落として、なんとかプレイできていたレベルです。今はゲームPCが当たり前のように普及しています。ミドルスペックを買えばひと通りのPCゲームを遊べます。当時20万円以上のVAIOを買った私はなんだったのでしょうか。今なら相当ハイスペックなゲームPCを買える価格です。

プロゲーマーも生まれました。プロゲーマーなんてものはフェイタリティのような極一部の海外プレイヤーくらいしかいませんでした。今では日本でも格ゲーやFPSでのプロゲーマーが徐々に増えています。スポンサードしてくれる企業も増えてきました。もしかしたらこれからさらにゲーム業界は盛り上がっていくのかもしれません。ほんとうに羨ましい限りです。